視野は意外に簡単に広がる
- Naomi
- 4 日前
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更新日:2 日前
趣味でやってる6人乗りのカヌー。
ほぼ毎週練習をして6月には湘南の大会にも出場した。
楽しくて頑張ってるんだけど、なかなか奥が深くて難しい。
うまく漕ぐには力を抜くこと。
教えてもらったけど、それが一番難しい。
集中しようとすればするほど力んでしまう。
そこで体や運動に詳しいお友達に、自分の漕いでいる動画を見せてみた。
『もっと視野を広げると力みにくくなりますよ』
視野を狭くしてしまうと力んでしまうらしい。しかも力んでるのに肝心な力を入れたい体幹などには力が入りにくくなるらしい。
なんてこった。
たしかに私は前で漕いでる人が突き抜けてしまうんじゃないかと思うくらいのレベルで一点集中している。
『この漕ぎ方だと疲れると思いますよ。漕ぐ前でもいいので視野を広げてみてください。上空を見たり後ろを振り返ったりするだけでもいいですよ』
そうなんです疲れるんです。
なのでアドバイス通りに練習前に全方向を見渡してみた。
するとなんだかいつもより気持ち的に余裕が生まれた。
うまく力が抜けるまではいかなくても、呼吸がしやすくなった感じ。
練習を続けるとまた視野が狭くなってくる感じがあったので、目線を空にしたりしながら視野を広げてみる。そうしすろちょっと楽になる。
そんな感覚があった。
…これはすごいな。
簡単な動きで意識もかわるんだ。と実感。
このことがあってからレッスンでも力が入りすぎてしまう方には最初に視野を広げてもらうために目線を動かすことから初めている。
後ろを大きく振り返るだけで、重心の位置が変わって立ちやすくなったと言ってくれる方もいた。
全部繋がってるんだなとしみじみ。
意識を変えることができるのであれば運動以外にも使えるな
というか使っていたなと。
仕事のこと、ユジュヨガのことなどパソコンと睨めっこしながらいろいろ考えることが多いけど、もう何も思い浮かばない!!ってときは散歩することが多い。
ありがたいことに私の散歩コースは海沿いだったりみどり豊かな公園だったりするので自然と目線が高くなり視野が広がる。
(私の散歩は携帯NGにしているこれもよかった)
そうすると簡単にアイディアや改善点が見えてくる。
もちろん歩くという行為が脳の働きをよくしてくれるのもあると思うけど、
机の上のパソコンとにらめっこしている狭い視野から自然あふれる外の世界に行くことで視野が広がり、脳の力みもとれて柔軟な考えができたのではないかと思う。
ということは人間関係も同じ?
この人ちょっと苦手だなと思う人と話すときは個室よりも視野が広がりやすい外で話すともしかしたら新たな心の力みがとれて、違った側面がみられるのかもしれない。
『視野を広げなさい』
よく言われる言葉だし、知ってるけど視野を広げるってどこか遠くに行ったり、新しいことを始めたりするイメージがあってちょっとハードルが高かった。
もちろんそれも大切な視野を広げるための行動だけど、
今いる場所でちょっと上を見上げたり振り返ったりすることだけでも視野は広げることができて体・心・脳の力みがとれるんだなと思った。
これは大発見じゃない。
すぐできて無料ですよ。
ちょっと今から視野を広げてみませんか?
いつもより楽になるかもしれませんよ。
やってみてね。
なおみ