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居場所づくり

  • 執筆者の写真: Naomi
    Naomi
  • 10月28日
  • 読了時間: 3分


先日はスタジオのある読谷村のお祭りでした。

地域のお祭りとは到底言えないほどの大きなお祭り。

初めて行った時はびっくりしました。


大きな舞台では変わるがわる演舞が繰り広げられていて、

夕方にかけては読谷村にゆかりのある劇?舞台?のような演目を見ることができます。


2日目には中国と貿易を繋いだ泰期さんが使っていた進貢船がパレードのように会場をまわるという大掛かりな演出。


もちろんその進貢船には泰期をはじめ歴史的な方に扮した方が乗っているんだけど、一番びっくりしたのがその方たちはプロの役者ではなくて村民‼︎


『今年は⚪︎⚪︎の亭主が泰期だねー』


なんて会話がとても面白かった。

村の先輩に聞くところ読谷祭りは村民の文化祭。

昼間には村の小学生が舞台で発表してたりと、村出身だったら一度はよみたん祭りの舞台に上がってるよーとのこと。


えーめちゃくちゃいいじゃん。

そんなローカルなお祭りもここまで大きくできるんだと感動しました。

読谷村すごーい‼︎


私はお祭りの時はいつもお世話になってる観光協会さんのお手伝いをしていました。

売り子さんのをしていたんだけど、びっくりするほどたくさんの方に声をかけてもらいしました。


この村に住んで約10年。知り合いも増えたなー。と実感。


移住者の人だたら一度は感じるであろう、ちょっとした寂しさや孤独。

優しく迎え入れてくれる地元の方達に助けられながらも、

ここで育った地元の絆の強さを羨ましく思うことあった。


逆に東京に帰った時には自分が離れてた時間、東京でも当たり前に過ぎて変化している時間に寂しさを感じる時もあった。


どっちつかずのような寂しさ。


でも今回の祭りを通して、私が10年をかけて作り上げてきた人との繋がりを実際に感じることがでた。


そして思えば離れていても毎日のように動く東京の友達や家族のライン。


過ごす時間はどちらも半分かもしれないけど、2つを足して1にしてもいいのかもと思った。

その考えや思いを自分の居場所にしてもいいんじゃないかなと。


場所のない自分の居場所。

ちょっと軽やかそうでいいじゃない。


とはいえそう思えない時も必ずあるはず。

そう感じるのは私だけではないと思う。

特に私と同じような移住組。

自分で選んできたんでしょ?と言われてしまえばそれまでだし、その通りなんだけど

人間そんなに割り切れないし、その矛盾が人間だと思う。


私がそんな人たちを救ってあげたいなんてそんなたいそれたことは思わないけど、

今やっているユジュヨガプロジェクトというボランティア団体は繋がりを通じて居場所を作れればなと思っている。


移住者でくくってしまったけど、同じような気持ちは地元の人だって別の場所で感じることもあるかもしれない。


ユジュヨガの活動が私を含めてみんなの寂しさを安心や勇気に変えていく場所になるように。

なにからしたらいいのかわからないし、遠回りかもしれないけど思いついたことを一つづつ。


来月には読谷村で200人の無料ヨガイベントを開催します。

作り上げていく中でも、イベント当日でも皆さんのこれからの何かになれば。

そう思って今日もチラシを配ります。


ちょっと頑張ってることなので皆さん遊びにきてね。


なおみ












 
 
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