インドの言葉で、正直や素直、誠実の意味があります。
なぜこの名前にしたのか。
そこには祖父が関係しています。
私は東京出身ですが、祖父は鹿児島出身。
中渡瀬という珍しい苗字も鹿児島から来ています。
(余談ですが昔は中渡瀬村があったらしいです!!)
鹿児島から東京へ上京してきた祖父がはじめたのが『正直や』という婦人服屋さんでした。
産まれた故郷から離れ、商売をしていくことは大変だったと思います。
ましてや、今のようにすぐに飛行機に乗って帰ったりこまめに連絡も取れなかった時代。
知らない場所で覚悟のいることだったと思います。
祖父は新しい土地で“正直”に働くことそ信念に商売をしようと正直やという名前を付けたのでしょう。
そんな祖父との記憶は私にはありません。
なので直接思いを聞くこともできませんでした。
でもきっとこの名前に込められた想いはそうだったと思います。
私の小さい頃は学校指定の体操着や上履きも販売していたので、いろんな人から正直屋さんの娘ねーなんて言われて地域に溶け込んでいました。
これは祖父の誠実な働きが受け入れられた結果だとおもいます。
1代で築き上げた地域との信頼関係に祖父んを尊敬せずにはいられません。
祖母もarjavaを立ち上げるだいぶ前に旅立ってしまっています。
ハチャメチャな孫が正直やの名前でヨガ教室を立ち上げた姿を見てほしかったです。
でもきっと祖父も祖母も見てくれていると信じて、正直やの名前に恥じないスタジオにしていきたいなと思います。
そして私自身も正直な人でありたいなと思います。
私の名前には“直”の字も入っていますし。
祖父からの思いを大切に、自分自身もスタジオも誠実に正直に。
これからも頑張っていきたいと思います。
なおみ
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